木曜会の目的
木曜会は、昭和46年に「懇話会」としてスタートしました。以後、半世紀近くにわたり、毎年10回程度、定例の懇話会を開催しており、令和元年現在で480回を数えています。当初は、前代表の故榊原功一氏(医師、医学博士)の学友や近親者のメンバーを中心としたささやかな集まりでしたが、その後、会員の知人や友人などの多数の参加があり、現在40名前後のメンバーが会員として登録されています。
会則では、本会の目的を、「会員相互の親睦と協調を図り、会員自身の発展・向上に資する。」としています。会員はそれぞれ専門分野を持っており、医学関係(病院、大学、研究機関など)、デザイン関係(建築、工業デザイン、広告など)、企業関係(情報、建設、運輸、その他製造業)、教育関係(大学、高校)、ジャーナリズム関係(新聞社)など多彩な分野でキャリアと経験を積み重ねてきています。近年、かなりの会員が既に第一線をリタイヤしておりますが、顧問やアドバイザーなどの形で、なおも各分野で活躍している会員も多数おります。本会入会のメリットは、このように多彩な経歴を持つ会員相互のコミュニケーションの充実により、また、必要に応じて外部から招いた講師の話を聴講するばかりでなく、高い専門性を持つ講師と直接に意見交換をすることにより、当該テーマに関する自分自身の認識を一段と深めることができるところにあります。 入会には、会員の推薦が必要ですが、退会は会員の自由とし、本会は何ら拘束力を持ちません。
活動の概要
懇話会の例会は自由参加で、原則として毎月第3木曜に開催しています。全員で夕食を摂った後、講師から1時間~1時間半ほど講演をいただき、その後、講師を中心にざっくばらんに質疑応答を1時間程行って終了としています。例会のテーマは、医療関係、先端技術関係、社会経済関係、企業経営関係、教育関係、歴史関係、芸術関係など堅い話から肩の凝らない話題まで多種多様です。例会に加えて実施する「催し物」としては、昔は会員も若くて元気いっぱいでしたので、かなり長距離のバスツアーや、宝塚劇場や帝国劇場での観劇会もよく行いました。また漫画家の「はらたいら」さんや、政治家の「市川房枝」さん等、著名人を招いたこともありました。最近では、野球や大相撲の観戦、江戸風鈴の製作体験や落語鑑賞会、また男の料理教室や蕎麦打ち会なども催しています。さらに、「分科会」として、俳句の会、懐メロカラオケの会、ゴルフの会も希望する会員の自由参加で折に触れて開催し、楽しいひと時を過ごしています。
月例会の風景です。講師のお話の後、ざっくばらんに質疑応答を行います。